睡眠と酵素の深い関係
「睡眠は食べることと同じくらい大切!一日の疲れをとるために必要なのはもちろんのことで、健康維持や美肌のためにもしっかりとらないといけない」ということは誰でもわかっていることですよね。
でも、このページを読んだら、その理由は表面的なことだった、という印象を持つかもしれません。
このページでは、睡眠の重要性を表すもっと根源的な理由を書いています。睡眠に対する認識がガラッと変わるかもしれませんので、ぜひ読んでもらえるとうれしいです。
酵素は睡眠時に作られる
酵素の効果を最大化させるためには、
睡眠がとても大きなポイントを握っています。
質の良い睡眠は、健康を維持するためには欠かせませんよね。
ぐっすり眠れた翌朝は、頭がすっきりし体の疲れもとれて
元気いっぱいになるものです。
このように睡眠の目的は、心身を休めるためというイメージが
大きいかと思います。
でも、酵素の観点から見るともっと明確な目的があります。
それは、
「人間は眠っている間に、酵素の大量生産が行われている」
ということです。
「酵素はいつ働く?」のページで、午後8時~午前4時の時間帯は
「吸収と代謝の時間」だと説明しました。
この時間帯に、人間の体は全身の全ての臓器を点検し、
異常があれば修理、補修する新陳代謝をしていますが、
同時に酵素の大量生産を行っているみたいです。
翌日の消化や代謝に備えて、
1日分の体内酵素をチャージしているわけなんですね。
なので、夜更かしや徹夜をしていると酵素の生産が
思うように進みません。
酵素の生産量が少ないとどうなるかというと、
翌日の活動に必要な酵素を十分確保できないので、
それが原因で、次第に老化しやすく
病気になりやすい状態になってしまいます。
今、思うと以前の酵素リーマンの睡眠は、滅茶苦茶だったなあ、
と改めて思いますね。
終電で帰るのは当たり前だったので、寝るのはいつも午前2時過ぎ。
睡眠時間は3時間、良くて4時間くらい。
会社に残って寝ずに仕事をしていた最悪なケースも少なくなかったので、
数十年前の売れっ子アイドル並みでした(笑
それは、どうでもいいことですが、
とにかく、酵素の生産効率をアップさせるためには、
質の高い睡眠をとることが大事だということです。
酵素の生産効率アップの秘訣は?
ただ、注意しなければいけないことが一つあって、
長時間眠るだけでは、質の高い睡眠だとは言えないということです。
じゃあ、質の高い睡眠がどういうものかと言うと、
代謝の時間帯(午後8時~午前4時)をなるべく多く含むことです。
さすがに夜8時に寝るのは、普通の生活だと無理だと思いますが、
夜11時か12時までには就寝できるとベターですね。
同じ睡眠7時間でも、夜11時から朝6時まで寝るのと、
朝4時から11時まで寝るのでは、
睡眠の価値が全く違いますからね。
よくお肌のゴールデンタイムといって、
夜10時から午前2時までの睡眠が大切だと言われますが、
その時刻は、酵素が大量生産される時間帯とも一致しています。
お肌のゴールデンタイムの根拠については、否定的な意見もありますが、
酵素の生産と同じ時間帯だと聞くと、あながちウソではないような気がします。
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