食べてすぐ寝ると病気の豚になる
このページには、少し過激なタイトルをつけましたが、ちゃんと意味があります。
食べた後、すぐゴロンと横たわって眠る癖のある人は、ぜひ読んでみてください。病気の豚ちゃんになりたくなければ、、、
寝ると消化酵素も休息に入る
昔から「食べてすぐ寝ると牛になる」ということわざがあります。
酵素リーマンも子供のころ、何度親に言われたか分かりません。
というか、大人になってもその癖が残っていましたが、、、
このことわざの本来の意味は、行儀が悪いことを示す戒めですが、
どうやら医学的にも正しいようです。
胃の中にはペプシンや炭水化物を分解するアミラーゼ
という消化酵素があるのですが、睡眠中は働かないみたいですね。
その以外の消化酵素も、眠りにつくと休息に入るようになっています。
そんな状態のところに食べ物が入ってきても、
消化酵素が働かないというのは容易に理解できますよね。
まるで、眠い目をこすりながら試験勉強をしているようなものです。
全く頭に入ってこないのと同じです。
食べたものをきちんと消化できないので、
当然、栄養素も分解できません。
それに酵素も無駄に消費されてしまうし、
消化器官を酷使することにもなります。
即食寝はNG、では夜食は?
食べたものが消化されないとどういうことが起きるかというと、
胃内腐敗が起きて、胃壁を傷めつける細菌であるピロリ菌などが
胃で増殖するようです。
胃潰瘍やひどい時には胃がんの原因にすらなるようですね。
「食べてすぐ寝ると病気の豚になる」というこのページのタイトルは、
食べてすぐ寝ると消化不良になるので、
結果として病気にもなれば、肥満にもなる!
ということを表現したかったものです。
食べてすぐ寝る=「食即寝」がなぜ良くないかは、
上で説明したような事情なのですが、
こういう話を聞くと、
「じゃあ、食べてすぐ寝なかったら夜食でも大丈夫?」
と思うかもしれませんが、夜食はNGです。
「酵素はいつ働く?」のところでも説明しましたが、
人の生理リズムでは、午後8時から午前4時までは代謝活動の時間です。
代謝モードの時間帯は、そもそも消化にパワーが注げないので、
夜食も同じように良くないということになります。
最後に付け加えですが、「食べるとすぐ眠くなる」という場合は、
酵素不足も考えられるみたいですね。
体が酵素を欲しているサインとも言われているようです。
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