少食が長寿につながる
ガッツリ食べないと食べた気がしない!という人がいるかもしれませんが、そんな人にとって耳の痛くなるような話です。
食べ過ぎは病気になりやすく、少食が長寿につながるということを書いています。長生きしたくない、という人以外は、ぜひ読んでみてください。
なぜ少食が健康・長寿につながるか?
食べすぎは体によくないと言うたとえに、
「腹八分目に医者いらず」ということわざがあります。
酵素リーマンは知らなかったのですが、これには続きがあって、
「腹六分目に老い知らず」ということわざもあるんですね。
腹八分目なら病気にならず、腹六分目くらいにおさえれば
老いることすらしないという話です。
そう言えば、100歳を超える長寿の方がテレビで紹介された時に、
長生きの秘訣を聞かれて、
「よく動いて、食事は腹六分目」と答えていたのを思い出しました。
単なる「戒めの言葉だ」と思う人もいるかもしれませんが、
酵素の考え方からすると少食は理にかなったことのようです。
というのも、病気は代謝(解毒や細胞の再生など)が
うまく働かないことで起きると考えられています。
代謝がうまくいかないのは、代謝酵素が不足しているからで、
その原因を作るのが消化酵素の無駄遣いによる消化不良です。
「これを読めば酵素の全てがわかる」のページでも説明しましたが、
消化酵素が足らなくなるほどの消化不良を起こすと、
体内酵素は、消化酵素の補充に全力投球します。
その結果、代謝活動がおろそかになり、免疫力が落ちて
病気にかかってしまうということです。
過食がもたらす悪いパターンと、少食が長寿につながることを、
図に整理してみると以下のようなイメージになります。
【悪いパターン】食べ過ぎがもたらす悪い循環
【良いパターン】少食による理想的なパターン
病気や老化を防ぐ最も簡単な方法が少食
このように病気や老化は、
代謝酵素に本来の働きをさせないことから起きるトラブルです。
それならば、代謝酵素にしっかり働いてもらうシステムに
すればいいわけで、最適なのが少食だということです。
少食と長寿の関係は、最近では書籍などでも紹介されていますし、
1日2食で健康になる、という説もあります。
「酵素はいつ働く?」で説明したように、
4:00~12:00の時間は、消化酵素や胃や腸などの消化器官が
休息している時間です。
ということは、朝は食べなくてもいいという理屈になります。
なので、朝食を酵素ドリンクで置き換えるというダイエットは
理にかなっているんだと思います。
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