便秘に効く食物繊維が豊富な酵素サプリは?

酵素リーマン

 

便秘対策に酵素サプリを飲んでいる人も多いのですが、どうせ飲むなら便秘に良いとされる食物繊維を多く含むものを選びたいですよね。

 

でも通販サイトを見てみましたが、なぜか、食物繊維の含有量をはっきり記載している商品があまり見当たりません。そこで、販売会社に直接質問してみました。全てから回答は得られていませんが、得られた情報を記載しています。

 

それから参考として、食物繊維を多く含む食品一覧や、そもそも食物繊維の作用って何?というおさらいの知識も記載しましたので、ぜひ読んでみてください。


食物繊維の含有量を販売会社に質問してみました

食物繊維

食物繊維は、今では便秘対策をはじめ、
美容や腸内環境を改善するものとして扱われる炭水化物の一種ですが、
ハッキリ言って一昔前までは「食物の残りカス」という扱いでした。

 

でも、最近ではその評価は高くなってきていて
「人間の体で消化できないもの」という以前の定義が
小腸までの過程で消化されずに大腸に至る食品成分
と言われるほど見直されています。
かなり株があがったという感じですね。

 

そんな重要性が認められた食物繊維を
酵素食品から簡単に摂ることができたら良いですよね。

 

じゃあ、本当に酵素食品で食物繊維をとれるのか?
というのを確認しないといけません。

 

酵素ドリンクでもいいのですが、
いつでもどこでも手軽に摂れるという意味で
酵素サプリでおすすめがないかと思い複数の通販サイトを見てみました。

 

しかし、食物繊維の含有量をはっきり記載している商品が
ほとんどありません。

 

便秘の改善策としてサプリを飲む人がこんなにも多いのに、
なぜ、そのニーズをくみ取って販売サイトに記載しないのか?
ユーザーが商品を選択する時の重要な要素をなぜ書かないのか?
と、不思議でなりませんでした。

 

野菜や果物などの原材料の種類を見ることで、
「食物繊維が多そう!」という感覚的なことは分かりますが、
やっぱりちゃんとした数字が知りたい、、、

 

ということで、販売会社に質問してみました。
各社の回答を整理したのが下の表です。

 

酵素サプリに含まれる食物繊維の量ランキング

酵素サプリ名

食物繊維含有量

(1日分あたり)

販売会社の回答内容

OM-X
解説ページへ

1,740mg

(1日3粒)

回答得られず(販売ページ記載のデータより1粒560mg)

なかきれい酵素
解説ページへ

223.8mg

(1日2粒)

シトラスオレンジから抽出した食物繊維で、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方を含み、1カプセルあたり全体の27.3%である111.9mg含まれています。

みやびの植物酵素100
解説ページへ

176mg

(1日2粒)

1カプセルに88㎎程度になります。

ベジーデル酵素粒
解説ページへ

不明

回答得られず

新谷酵素エンザイムスタンダード
解説ページへ

不明

回答得られず

新谷酵素エンザイムプレミアム
解説ページへ

不明

回答得られず

ベジライフ酵素粒
解説ページへ

不明

回答得られず

酵素黒酢革命
解説ページへ

不明

申し訳ございません。分析データがございません。

日本盛 植物生まれの酵素
解説ページへ

不明

誠に申し訳ございませんが、成分の詳細につきましては、社外秘とさせていただいております。

熟成健美 野草酵素
解説ページへ

不明

食物繊維の量は大変申し訳けございませんが、炭水化物量の中に含まれております為、量が分かりかねます。炭水化物(食物繊維含む)0.29gでございます。

快朝酵素
解説ページへ

不明

回答得られず

千年酵素
解説ページへ

不明

回答得られず

*「食物繊維含有量(1日分あたり)」は、推奨されている1日のサプリ摂取目安量に含まれる食物繊維の量です。

*1g=1000mgです。

 

酵素リーマンのおすすめサプリは、OMX

情報開示をしてくれない販売会社が思ったよりも多く、
12商品中3商品しか分からないので、正確には判定できません(汗

 

でも、その状況下で酵素リーマンが選ぶとすれば、OMXです。
おそらく1,000mg(=1g)を超えるのは、OMXくらいかな、と推測しています。

 

OM-Xは、サプリ総合評価で1位にしていますが、
病気の治療にも使われるほど酵素サプリの研究・開発が進んでいる米国で
5年連続ベストサプリメント賞を受賞しています。

 

米国を含め世界10カ国以上で販売実績がある、
世界で認められた健康食品だという点がその理由です。

 

日本人の食物繊維の摂取不足は深刻!

日本人の食物繊維の平均摂取量は、1日15~16グラム程度です。
厚生労働省が推奨する量が20~25グラムなので、相当に低いですね。

 

かなり深刻なレベルなので、「摂り過ぎ?」と思うほど食べても、
実際にはまだまだか、ちょうど良いバランスと考えていいくらいです。

 

食物繊維は便秘を解消させるだけでなく、
大腸がん、心筋梗塞(しんきんこうそく)、糖尿病、
動脈硬化などの生活習慣病予防に役立つことが分かっています。

 

酵素サプリを飲むことは、効率的に食物繊維を補給できるので
ユーザーが増えているのですが、
サプリに頼りっぱなしというのは、あまりベストなことではないですね。
普段食べるものへの気配りも大事ですから。

 

サプリを飲みつつも、普段の食事の中で、
できるだけ食物繊維を多く含む食品を意識して食べるようにすれば
効果絶大だと思います。

 

ということで、食物繊維を含む食品を下に列挙してみました。

 

食物繊維を含む食品一覧

 

食品名

[1食あたり標準使用量]

1食あたり

食物繊維量(g)

 

食品名

[1食あたり標準使用量]

1食あたり

食物繊維量(g)

1

干し柿 [70g] ※

7.56

74

大根 [100g]

1.34

2

ひじき [10g]

5.49

75

バナナ(乾果) [20g]

1.29

3

ライ麦パン [100g]

5.21

76

しめじ [40g]

1.24

4

甘栗 [70g] ※

4.92

77

カリフラワー [70g]

1.20

5

いんげん豆 [乾燥・20g]

3.95

78

生揚げ [70g]

1.19

6

そら豆 [乾燥・20g]

3.91

79

えのきだけ [40g]

1.15

7

納豆 [40g]

3.84

80

小麦胚芽 [10g]

1.11

8

おから [40g]

3.77

81

白菜 [100g]

1.09

9

栗 [100g]

3.71

82

マカロニ [40g]

1.09

10

しらたき [100g]

3.62

83

大豆もやし [70g]

1.09

11

切り干し大根 [20g] ※

3.58

84

精白押し麦 [20g]

1.05

12

きな粉 [20g]

3.43

85

温州みかん [100g]

1.05

13

ぶどうパン [100g]

3.35

86

トマトジュース [200g]

1.04

14

そば [乾燥・70g]

3.32

87

マスクメロン [100g]

0.96

15

そば [ゆで・200g]

3.25

88

さやいんげん [40g]

0.94

16

小豆 [乾燥・20g]

3.19

89

オクラ [20g]

0.92

17

赤飯 [200g]

3.13

90

パイナップル [100g]

0.92

18

グリンピース[缶詰・40g]

3.10

91

干しぶどう [20g] ※

0.92

19

大豆 [乾燥・20g]

3.01

92

マッシュルーム [水煮・20g]

0.89

20

日本かぼちゃ [100g]

2.99

93

干ししいたけ [20g]

0.87

21

オートミール [40g]

2.98

94

落花生[煎り・10g]

0.87

22

玄米 [100g]

2.92

95

緑豆もやし [70g]

0.84

23

塩昆布 [20g]

2.92

96

とうがん [100g]

0.84

24

真昆布 [10g]

2.86

97

さやえんどう [40g]

0.82

25

大豆[ゆで・40g]

2.84

98

カシューナッツ [20g]

0.80

26

うずら豆 [煮豆・40g]

2.75

99

トマト [100g]

0.79

27

かんぴょう [10g] ※

2.58

100

ピーマン [40g]

0.78

28

食パン [100g]

2.55

101

わらび [ゆで・20g]

0.79

29

油揚げ乾燥めん [100g]

2.43

102

はす [70g]

0.78

30

さつまいも [100g]

2.32

103

セロリ [40g]

0.77

31

ほんしめじ [20g]

2.30

104

にら [40g]

0.77

32

五分づき米 [100g]

2.27

105

青のり [2g]

0.77

33

たけのこ [ゆで・100g]

2.27

106

すもも [100g]

0.77

34

おたふく豆 [煮豆・40g]

2.25

107

落花生(乾燥) [10g]

0.77

35

枝豆 [40g]

2.18

108

たくあん漬け [20g] ※

0.76

36

中華めん[ゆで・200g]

2.16

109

根深ねぎ [40g]

0.76

37

えんどう豆 [ゆで・40g]

2.08

110

乾燥わかめ [2g]

0.76

38

コーンフレーク [70g]

2.02

111

グレープフルーツ [100g]

0.73

39

とうもろこし [ゆで・100g]

2.01

112

チンゲンツァイ [70g]

0.70

40

生わかめ [20g]

1.98

113

パイナップル(缶詰) [70g] ※

0.70

41

中華めん [蒸し・200g]

1.94

114

グリーンアスパラガス [40g]

0.67

42

ブロッコリー [70g]

1.87

115

焼き豆腐 [70g]

0.63

43

キウイフルーツ [70g]

1.85

116

豆腐(木綿) [100g]

0.62

44

ロールパン [100g]

1.83

117

即席みそ汁 [10g]

0.62

45

生しいたけ [40g]

1.82

118

マッシュルーム [40g]

0.62

46

芽キャベツ [40g]

1.81

119

長いも [70g]

0.61

47

にんじん [70g]

1.79

120

あまのり [2g]

0.59

48

らっきょう [甘酢漬け・20g] ※

1.78

121

ピーナッツバター [10g] ※

0.59

49

ほうれんそう [70g]

1.75

122

いちじく [40g]

0.58

50

西洋梨 [100g]

1.74

123

キャベツ [40g]

0.57

51

七分づき米 [100g]

1.73

124

ふき(ゆで) [40g]

0.56

52

板こんにゃく [100g]

1.67

125

きゅうり(ぬか漬け) [40g]

0.56

53

なす [100g]

1.66

126

春菊 [40g]

0.55

54

あんず [乾燥・20g]

1.66

127

大根葉 [20g]

0.55

55

寒天 [2g]

1.63

128

みかん(天然果汁) [200g]

0.54

56

りんご [100g]

1.63

129

かぶ根 [40g]

0.52

57

甘柿 [100g]

1.60

130

調整豆乳 [200g]

0.52

58

里いも [70g]

1.54

131

アスパラガス(缶詰め) [40g]

0.50

59

ごま [乾燥・10g]

1.54

132

高菜 [20g]

0.48

60

いちご [100g]

1.52

133

サラダ菜 [40g]

0.45

61

玉ねぎ [100g]

1.50

134

わけぎ [20g]

0.43

62

中華めん [乾燥・100g]

1.48

135

すいか [200g]

0.43

63

小麦粉 [薄力粉・70g]

1.48

136

ふき [40g]

0.39

64

バナナ [100g]

1.48

137

ぶどう [100g]

0.39

65

黒きくらげ [2g]

1.48

138

しょうが [20g]

0.37

66

凍り豆腐 [20g]

1.47

139

小松菜 [20g]

0.35

67

桃 [100g]

1.47

140

豆腐(絹ごし) [100g]

0.35

68

冷むぎ(乾) [70g]

1.46

141

なめこ [20g]

0.35

69

うどん [乾燥・70g]

1.45

142

もずく [20g]

0.24

70

ごぼう [水煮・40g]

1.43

143

油揚げ [10g]

0.16

71

京菜 [70g]

1.41

144

いちごジャム [20g] ※

0.15

72

ぜんまい[ゆで・40g]

1.38

145

りんご(天然果汁) [100g]

0.08

73

じゃがいも [100g]

1.35

146

ぎんなん [10g]

0.06

*地方衛生研究所全国協議会発表のデータより作成

*「※」印は加工品です。

 

ちなみに、食物繊維は、水に溶けやすい「水溶性食物繊維」と、
水に溶けにくい「不溶性食物繊維」の2種類がありますが、
水溶性食物繊維は、果物や海藻に、
不溶性食物繊維は、穀類や野菜、豆類に多く含まれています。

 

食物繊維の作用とは?

食物繊維の作用をおさらいしてみましょう。初耳のものもあるのではないでしょうか?

  1. 便の構成要素になり便の量を増やしてくれる
  2. 腸の運動を活発にして、内容物を速やかに移動させてくれる
  3. 発がん物質や有害物質を吸着して、便として排泄してくれる
  4. 消化管の働きを活発にしてくれる
  5. 糖の吸収速度を遅くして、食後の血糖値の上昇を防いでくれる
  6. 胆汁酸を吸着して、便として排泄してくれる
  7. コレストロールの余分な吸収を防いでくれる
  8. ナトリウムの過剰摂取を防いでくれる
  9. 善玉菌のエサになり、腸内環境を改善してくれる
  10. 膵液(すいえき)や胆汁(たんじゅう)の分泌量が増え、酵素の量を多くしてくれる
  11. 不溶性食物繊維のキチン・キトサンが、脂肪の過剰摂取を抑制してくれる
  12. 短鎖脂肪酸のエサになる

このページの先頭へ戻る